#037 トップ選手が直接指導!子どもたちの憧れや好奇心を刺激する「しがプロスポーツフェス」

しがプロスポーツフェス

滋賀県を拠点に活動するプロスポーツチームの選手が集結し、子どもたちに直接指導!

県内のチームや選手を知って、さまざまな競技に親しんでほしいと「しがプロスポーツフェス」が初開催されました。

憧れのスポーツ選手と会って、話せて、指導までしてもらえる、夢のような時間を県内の小中学生200人が過ごしました。

大いに盛り上がった初フェスの様子をレポートします!

トップアスリートが滋賀ダイハツアリーナに集結!

 

滋賀ダイハツアリーナ

2024年8月10日(土)、今回が初の試みとなる「しがプロスポーツフェス(滋賀県主催)」が開催されました。

会場となった「滋賀ダイハツアリーナ」は、プロスポーツの試合なども開催される、県内最大規模の体育館。過去には大相撲の巡業なども行われています。

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選手集合

滋賀県内には主に6つの競技のプロや実業団などのスポーツチームがありますが、今回はその中から3チームが参加。

バスケットボールチーム「滋賀レイクス」、バレーボールチーム「東レアローズ滋賀」、ソフトボールチーム「日本精工ブレイブべアリーズ」に所属する選手27名が登場。憧れの選手を目の前にして、子どもだけでなく保護者も熱心にカメラを向けています。

すべての競技を全員が楽しめるよう、参加者は3グループに分かれてそれぞれ30分ずつ体験しました。

憧れの選手と一緒に!バスケの動きには遊び要素が満載

滋賀レイクスのバスケットボール体験会には、滋賀出身の森山修斗選手をはじめ、宮本一樹選手、江原信太朗選手、常田耕平選手、大庭圭太郎選手が参加しました。

滋賀レイクスの選手

滋賀レイクスは、バスケットボールのトップリーグ「Bリーグ」で戦い続ける滋賀県初のプロスポーツチームで、ここ滋賀ダイハツアリーナがホームアリーナとなっています。昨シーズン、1部(B1)復帰を果たし、累計来場者数のクラブ最高記録を更新するなど、いま滋賀で最も熱いチームのひとつ。

今回、参加者した子どもたちにもレイクスブースターが多く、レイクスのチームカラーであるブルーのTシャツを着用している子の姿も目立ちました。

滋賀レイクス 江原選手

憧れの選手を目の前に、子どもたちの目がキラキラと輝いています。

初心者の子どもたちでも楽しめるよう、体験会では手押し相撲や、鬼ごっこのような、遊びの動きを取り入れながらバスケの基本の動作を学びました。

選手たちも童心に返って一緒に楽しんでくれています!
まずは楽しく。これがスポーツには大切ですよね。

難しいけど、楽しい!レシーブからスパイクまで基本をレクチャー

東レアローズ滋賀からは、戸部真由香選手、野嶋華鈴選手、青柳京古選手、大川愛海選手、小山愛実選手が参加。

東レアローズ選手

大津市を本拠地とする女子バレーボールチームで、過去には大山加奈選手や、木村沙織選手、荒木絵里香選手など日本代表の中心選手も在籍していたチームです。

今年10月からプロリーグ化を目指して始まる新たなトップリーグ「SVリーグ」で戦います。

スパイクの練習

「手の形は正三角形で、ボールを包み込むようなイメージでね」など、バレーボールの基本となるトスやレシーブを教えてもらった後は、スパイクにも挑戦!

バレーボール未経験という子も多かったようですが、みんな真剣に選手のアドバイスに耳を傾け、思いきりよく挑戦していました。

止まった球を打つティーボールで、まずは楽しく打撃練習!

国内最高峰の女子ソフトボールリーグ 「JDリーグ」に所属し、湖南市を拠点に活動するソフトボールチーム「日本精工ブレイブベアリーズ」からはなんと選手17名が参加!

一際大きな声が飛び交い、にぎやかに体験会が行われていました。

日本精工ブレイブベアリーズの選手

体育館の中でソフトボールはできないので、ティーボール用の柔らかいボールとバットを使って競技の面白さをちょっと体験。

ティーボール

ティーボールは、止まった球を打者が打つところから始まります。ボールが止まってるから初心者でも打ちやすく、簡単に楽しめます。

打った球が勢いよく飛んでいくと「ナイスバッティング!」なんて声もかけてもらって、気分は一流選手?!「すごく楽しかった!」という感想がたくさん聞けました。

どの競技も、どんどん積極的になっていく子どもたちの姿が印象的でした。

チームグッズが当たるお楽しみ抽選会や選手のサイン会も!

お楽しみ抽選会

体験会の終了後には、各チームの選手によるお楽しみ抽選会。滋賀レイクスの宮本選手が自分の背番号「8」を見事引き当てたときは、一際、盛り上がっていました。

サイン会

最後は各チームによるサイン会です。

お目当ての選手のサインはもちろん、今日初めて知った選手の列にも並んでサインをもらっています。これをきっかけに新たに応援する選手が増えたり、好きになった競技もあったようです。

Tシャツを見せる男の子

小学1年生からバスケットボールをしているという大岩くん(小4)は、抽選会でブレイブベアリーズのTシャツが当たったことから、各選手にサインをしてもらったそう。すごく嬉しそうにTシャツを見せてくれました。

笑顔いっぱいの中、フェス終了。次回は12月に開催!

選手との記念撮影

選手たちととても近い距離で触れ合って、知らなかった競技の魅力も味わうことができた一日。

いとこ同士で参加したという、わかなちゃん(小6)とあかりちゃん(小4)も、「うまくできなくても、選手が励ましてくれたから嬉しかった。また試合の応援にも行きたい」と話していました。

バスケ体験会で走り回る子どもたち

次回は12月7日(土)に平和堂HATOスタジアムで、サッカーチーム「レイラック滋賀FC」、ホッケーチーム「Blue Sticks SHIGA」、女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」が参加して行われます。

参加者募集は11月頃、しがスポーツナビ!のSNSでお知らせします。
お楽しみに!

(文・福本明子/撮影・内田雄弥)

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